たとえば、あなたは、

 

自分が描き始めた絵が、

はじめは、受け止め難いものだとします。

 

こんな絵いやだな、うまくかけないや。

 

て感じではじめは、嫌気が差していましても、

 

そのままでも、ひたすら描いていれば、

 

だんだんそれは、薄れてきます。

 

描き始め、一日目は、嫌気が満タンでも、なぜか、２日目は、半減します。

 

 

 

 

 

おそらくその理由はこうです。

 

 

 

ひたすら描くという作業⇛

 

 

 

が、嫌気を、情熱もしくは熱情に変換するから。

 

もくもくと描く姿勢、が、集中力の帯となって、

 

情熱にかわり、終いには、悦びに変わります。

 

ですから、

 

描き始めたら、はじめのうちは、イヤでも、面白くなくても、黙って描き続けることです。

 

では、その描き続けるのを続けるためには、

あなたの思うように描けばいいんです。

 

風景を描くなら、あなたの思うような風景を描こう、と思いながら描く。

 

 

 

上手く描こう、と思うのなら、だいたいのあなたの感覚に合わして、はしょりながらとか、丁寧にとか描く。

 

 

 

私見ですが、完ぺきに✵似せよう✵、とあなたが描こうとするとき、

 

あなたは絵を、描くのを放棄する可能性が高まります。

 

 

 

巷で高評価を得がちな、写真みたいな絵を、描こうとしたなら、

 

 

 

莫大な時間と材料と、きちがいじみた細やかさが必要となります。

 

 

 

私は言ったでしょう。

 

子供みたいな絵を描けと。　

 

 

 

写真みたいな油絵が、大人の絵で、感慨深いですねぇ～

 

と云う評価を得たいんでしたら、あんた、普通に生きてきただけの絵描きだな、

 

ふん、つまらん。

 

と、一蹴してやるよ。