丸裸自伝 第一章 駆け出し時代
序
このものがたりは、昭和53年12月16日に生まれた、はなぶさ万作を主演とする、絶倫広大なものがたりである。よく、プルーストの失われた世界と比較されるのだが、だいたい同じと考えてもろうてよい。
つまり、終わりがないんです、ネバーエンディングストーリーゆうわけですわ。
ある日のこと、はなぶさ万作は、ランドセルをしょっていた。授業を終えた万作は、おうちに帰るとこだったのだ。
途中万作は、あることを頭に浮かべながら帰っていた。
松谷先生の、読んでくれたあの本の内容である。たしか、小学生の太郎が、学校から帰る途中、トイレに駆け込むっていうはなしだった。そのときの、本に描かれていた絵が、なんとも万作には、印象深いものだった。
独りでテクテクと男子小学生が、商店街を抜け、車や自転車が往来する路地をひた帰る。その商店街などの絵がなんともいえなかった。暗い影で包まれた商店街の奥、そのさきのどこかにトイレはあるはずだ、そして、ようやく公衆便所をみつけ、駆け込んだ!そのページの絵はたしか、買い物姿のおばさんたちが、びっくりした様子で見ながら、太郎が、便所のドアをこじ開けていた。
浮世絵風絵画-風景画、似顔絵、人物画|ギャラリー丸裸
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千光寺や尾道水道を始め、多々羅大橋や大三島、因島など、瀬戸内海沿いの街・尾道と、
しまなみ海道を中心とした風景画から、似顔絵や人物画、物体画まで、様々なモチーフを浮世絵風に描いた作品を制作しております。
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