妖闇寺(ようあんじ)・京伝堂 【コピー 塗り絵用下書き】
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山林の奥深い㊙な場所である。
ここへ訪れたはなぶさ万作は、とある寺院に出会うた。
なにか、おもしろうもないこのうつつに、嫌気が差しておった万作は、ふと、神々しい建物を目にして息を呑んだのじゃ。
ほほう、なになに、正門にはなにがしの絵がかかれておる。
妖しきこそ美徳、、、とな。
これは、江戸時代の戯作者の山東京伝を祀った寺院やな、はっははあ。
この絵も京伝じゃわ、こんな場所に、京伝が祀ってあるとはなあ。
そして、万作は、正門に手をかけ、ゆるりと開いた。
ギギギィ〜〜〜
中は真っ暗で、妖しい雰囲気であった。
とたん、ボッ
と灯りがともったと思いきや、何者かが、ニヤリとしてこちらをみているではないか。
ちょんまげ頭にキセルをふかしながら、じいっとこちらをみておる。
ささっ、旅の方、こっちへいらっしゃい。。。
その町人風の若旦那は、手招きをする。
なにを遠慮しとんじゃ、ささ、はやう、、、。
それでは失礼、、、
まあ、一杯やらんかい、酒だ酒だ、今夜は飲もうでないか旅の方。
あ、かたじけない。
その男は、酒をついでくれた。
あ、あ〜うめえ〜
そして、二人は、夜が明けるまで飲み明かした。
万作は、ふと目を覚ますと、なんと、長屋にいた。そとをみると、富士山が見え、部屋の中は、なんか以前みたような部屋だった。
どっかでみたな、この部屋、、、
あれはそう、夢でみた長屋だった。長屋の外は、雪が降り、三度笠をかぶり、みのをしょいしょい旅人がある。
まちがいない、この光景は、こないだ、夢でみたやつだ!
万作は、自分の祖先が暮らしていた江戸時代の長屋を、たびたび夢にみていたのだった。
実際こういうことは、よくあるという。
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